福崎町/柳田國男企画 妖怪企画「第4回 全国妖怪造形コンテスト」

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【 塗装しようぜ! その12 】

こんにちはuzazoです。

あとはトップコートを吹いて完成です。結構写真に撮ってみたのですが写真では全く伝わらない感じだったので文章で説明します。最終回なのに文字ばっかり。。。スミマセン。

40.コレを使うぜ!

「トップコート」ですが目的としてはツヤの調整ですね。

缶スプレータイプのクリア「半光沢」と「つや消し」。「つや消し」の方だけが UV Cat になっていますが特に意味はないです。写真に撮るまで気がつきませんでした。 少しだけ値段が高くなりますが日焼けによる変色を押さえる効果があるハズなので UV Cat がいいかもですね。あとエナメルのクリアとエナメル溶剤。写真ではペトロールになっていますが普通の エナメル うすめ液 でOKです。


41.つや消し吹こうぜ!

「つや消し」を吹くんですが天気の良い日に吹きましょう。湿気の多い日にクリアを吹くと真っ白に変色する症状が出るそうです。ワタクシは未だに経験がないのですがモデラーの皆さんはこの症状を「カブる」と呼んでいますね。完成間際にそんな症状が出たら現実逃避の旅に出るしかありませんので天気の悪い日には作業中断です。

で、まず「半光沢」をシュッシュッシュッと軽く吹きます。

いきなり「つや消し」を吹くと理由は分からないのですがワタクシの経験上、塗装面に出来ているグラデーションの階調が割れる事があります。割れるって物理的にパリッて割れる訳ではないんですが滑らかに塗れていたはずのグラデーションに境界線ができてしまう事がある。なので一端「半光沢」で軽くシュッシュッシュッ。

少し時間を開けて(5分ぐらいかな?)「つや消し」をブシュッブシュッブシュッと吹きます。

「つや消し」を吹いても一度で完全にツヤを消すことはできないと思いますが一気に吹かずに何度かに分けて吹きましょう。最初の数回の間隔は5分から10分ぐらいでいいと思いますが3・4回ぐらい吹いて、もっと吹きたいと思った場合は一度長め(半日以上)の乾燥時間をとって見え方を確認した方がいいです。「つや消し」は吹いた直後と完全乾燥した時では見え方が変わります。最初の数回はいいんですがあまり吹き重ねると乾燥していない部分が増えるのでツヤが出ている様に見える事があります。あまり吹きすぎると一晩寝て完全乾燥した状態を見たら「驚きの白さ」になっているかもしれません。そんな事になったら頭の中も真っ白になりますのである程度吹いたら時間をあけるのがオススメ。

ツヤをお好みの所まで落とすのですがスプレーを使っていますからツヤを残したい部分も含めて全体のツヤが消えていますよね。実際のモノにはイロイロなツヤ加減がありますが微妙なツヤ加減が表現出来なくてもツヤのある部分と無い部分を作るだけでかなり印象が変わります。もしツヤがあった方がいい部分があればツヤの有り無しの変化は付けましょう。もちろんマスキングなどして「つや消し」が付かない様にすればいいのですがそれはそれで大変なので「つや消し」後に部分的にツヤを戻していきます。

ツヤを戻す方法

その1:もう一度塗る。
「おいっ!」とツッコミが入りそうですがマジです。「つや消し」を吹いた後にもう一度ラッカーの塗料で塗ります。やってみるとわかりますが一度で光沢には戻りません。と言うことは「塗り重ねる度に光沢が戻ってくる」という風に考えるとツヤ加減のコントロールができますよね。まぁそんな厳密なコントロールは出来ないのですが「半ツヤ」「光沢」に分けるぐらいは出来るハズです。
あと「つや消し」を吹いた後だと塗り心地がかなり変わります。つや消しの状態は表面がザラザラしているという事なのでイメージとしては塗料が吸われていく感じ。塗り心地が変わる事で表現できる事もあるかもしれませんので一度目立たない部分で試してみるといいと思います。

その2:こする。
「つや消し」が完全に乾燥した後に綿棒などでこすると少しツヤが戻ってきます。「少し」という所がポイントなんですがワタクシの場合はお肌部分はいつもこすっています。これは簡単ですし失敗する事はありませんので一回試してみる価値はあると思います。あたりまえですが力任せに擦って綿棒の軸なんかで塗装面を引っ掻いたりしないようにご注意くださいませ。

その3:クリア塗料を筆で塗る。
まぁこれが一番当たり前の方法ですよね。ラッカー系のクリアでもいいんですが今回のヘルメットのように塗り分けがある時には先に塗っている色に影響がないように塗るのはかなり慎重な作業になります。瞳を書く時にも説明しましたがエナメル系の溶剤でラッカーの塗料は溶け出しません。塗り分けがある部分にも気軽に塗れますのでクリアはエナメル系を使うのが手軽でいいと思います。

今回は

・ゴーグルのベルト、リストバンド、スニーカーのつま先 → 再びラッカー塗り
・お肌部分 → 綿棒こすり
・ヘルメット、ゴーグル、瞳 → エナメルクリア筆塗り

といった感じです。


42.完成したぜ!

ようやく完成でございます。
窓際の自然光が入る場所(室内の蛍光灯もついています)に移動して写真を撮ってみましたよ。

あとがきだぜ!

これにて全肯定終了でございます。

「失敗してドボン(塗装を剥がしてやり直す)という展開もオモシロイんでアリやで」と悪魔のような事を言ってくる事務局の魔の手を振り切ってなんとか完成までこぎ着ける事ができました。【 その1 】の時に「超☆初心者向けに?」と書かせていただきましたが実際の所、初心者の方向けに行程を省略・簡略化した部分はありませんので普段のワタクシが塗っている全行程なります。テクニックらしい事が皆無の塗装行程の紹介でしたがいろいろなテクニックは他の所で仕入れていただくとして「テクニック無くても頑張って塗ればなんとかなるぜ!」と、とらえていただければ幸いです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

おわり

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