福崎町/柳田國男企画 妖怪企画「第4回 全国妖怪造形コンテスト」

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【 塗装しようぜ! その9 】

こんにちはuzazoです。

全体の印象が見えてきた所でお顔に戻って瞳を入れていきます。が、ワタクシあまり得意ではないんで期待しないでくださいませ。。。

29.瞳を塗る前に知っておこうぜ!

ワタクシ普段は【その6】のお肌の下塗り段階でその時に使っている色(ピンクとか赤)で瞳のアタリを書き始める事が多いです。なぜ今回は後回しにしたのかと言いますとワタクシは基本全部をラッカー系で塗ってしまいますのでいつ書き始めてもいいんですが瞳の部分は別の画材を使って塗られる人も多いです。多くの場合はエナメル系の塗料を使われる人が多いでしょうか。
別の画材を使う最大のメリットはやり直しができる事です。もし別の画材で瞳を塗るのであれば、ある程度お肌・白目など塗り進めて完成に近くなったこの状態(もしくはもっと後)に塗る事になると思います。
エナメルの溶剤でラッカー系の塗料は溶け出しません。「ペンキ」と「水性マジック」をイメージするとわかりやすいかな。ペンキで白を塗った上に黒の水性マジックで●を書いたとします。水を含んだスポンジでゴシゴシ擦るとペンキの白はそのままで●だけを消せますよね。それと同様にラッカー系塗料で白目を塗った上にエナメル系塗料などで瞳を書くと万が一失敗しても瞳のみを消すことが可能になります。
この特性を活かしてお肌や洋服に陰影を付けたりトーンを入れる方法もあります。(というかそっちが主流?)画材を替えて塗る方法は本やネットでも沢山の方が解説されていますので取り入れるか否かは後から考えるとして一度調べてみると良いかもしれません。

30.ルーペを使ってみようぜ!

「見える=塗れる」という事ではありませんが見えた方が塗りやすいのは間違いないと思いますので必要に応じて購入を考えてみてもいいかもしれません。イロイロなタイプがありますが写真はワタクシが使っているメガネにかませるタイプです。随分前に購入したものなので詳細が定かではないのですが1,500円ぐらいだったかな?倍率は2.5倍か3.5倍だったと思います。もちろん写真と同じモノで有る必要はありませんし使わなくても問題ないです。


31.アイラインを確認してみようぜ!

照明の環境によって見え方が変わりますがワタクシは頭上の蛍光灯のみの環境で塗っています。これまでに紹介してきた写真も同様の環境で撮ったものです。(写真31・左)だとアイラインが入っているように見えますがこれは原型の凹凸によって出来た影です。角度を変えてみると色が入って居ないのがわかると思います。(写真31・右)
(写真31・左)と同じ環境下でしか見ない・写真を撮らないのであれば気にならないかもしれませんがあくまでも影ですので光の当たり方で見え方が変わります。窓際の自然光が入る場所など別の環境で見る(写真を撮る)と驚く程「目力」が無くなってしまう場合があります。「つけま」を外した女子を見て「誰?」って思うのと同じです。女子は怖いですね。それはさておき、そういう事なので瞳を塗る際にはアイラインには色を入れておきたいです。


32.早速塗ってみようぜ!

まずアイライン。方法は主に2つ。
一つはスミ入れの方法で薄めの塗料を流す。最初のスミ入れ時にも書きましたが「目」のディテールは塗料を筆に含み過ぎていると一瞬で湖になります。号泣です。要注意です。
もう一つは単純に書く。「こんな細い所書けるかっ!」という声も聞こえてきますが筆先をディテールに引っかけるようにしてディテールに沿って動かすと意外と書けちゃいます。瞳の部分に限った事ではありませんが塗る前に塗料も溶剤も付いていない筆で素振りしてみるといいと思います。

次に黒目を書きます。もちろん一発で書く必要はありません。面積が小さいですがこれまで通り薄い塗り重ねで少しずつ塗って行きます。中心部から徐々に●を大きくしていくイメージで塗って行くといいかもしれません。

これまでの行程では「はみ出しても気にしない」と書いてきましたが「目」は極力はみ出さない方が良いです。そうはいってもまぁはみ出しますよね。なのでやり直しや修正が後からできるエナメル系塗料などを使う人が多いんだと思います。ラッカー系ではみ出してしまった際にはこれまで通り隣接する色で塗ってしまえばいいのですが黒っぽい色を白で隠蔽するのは大変ですので上から塗って直す前に、はみ出し部分をはがすチャレンジをしてみましょう。

方法はキレイな筆に一度薄め液を含ませてからティッシュなどに筆を当て薄め液を吸わせ「 ほ ぼ 乾 い た 状 態 」(← 超 重 要 !!)にします。そのほぼ乾いた筆ではみ出た部分を優しくサワサワしてみましょう。薄く塗っている部分であればキレイに落とせるハズです。当然ですがあまりやり過ぎると下の色が溶け出して大惨事になりますので、はみ出しが落とし切れなくてもホドホドの所でやめましょう。仮に全部落とし切れなくてもサワサワで多少はみ出しは薄くなっているでしょうから隣接した色で塗りつぶしやすくなっているハズ。

ワタクシ的には最も重要なのは(写真32・右)の状態だと思っています。虹彩や瞳孔が書かれている状態って憧れますよね。ワタクシも塗れるものなら塗りたいです。もちろん細かく書き込む事でリアルになっていきますが肉眼での印象は虹彩・瞳孔の書き込みが無い状態でも十分だと思いますのでこの状態で瞳部分を完成にしてもいいと思います。
当然ですが虹彩・瞳孔を丁寧に書き込まれているフィニッシャーさんは書き込む前の状態もウマク塗れているハズです。左右それぞれの瞳孔・虹彩がウマク塗れたとしても目線が大きくずれてしまっていては寄生獣のパラサイトみたいになってしまいます。なので瞳孔・虹彩にチャレンジする場合でもこの段階で左右に瞳を入れて目線が決まるようジックリと進めましょう。

ボクのスキルで塗った写真ではわかりづらい部分があると思いますので【 その9.5 】でちょっと補足したいと思います。


33.瞳を書き込もうぜ!

えっと、「瞳を書き込もうぜ!」と書いたものの、再三書いて来た通りワタクシ苦手なんですよ。。。まぁ進め方だけでも参考になると思いますので紹介しておきます。瞳の書き込みは虹彩と瞳孔ですが細い線で丸を書くのは非常に難しいですよね。つか無理!。なので32.で塗った●の内側に新たに●を書いて外周を塗り残す事で丸いラインになるように進めていきます。(写真32・右)で書いた瞳の内側に一段明るい色で外側を残すように塗ります(写真33・左)。乾燥後に中心部分に瞳孔をちょんっと書き入れます(写真33・右)。

また後で塗り足すかもしれませんがとりあえずこれで瞳が入りました。


塗装しようぜ!~その9.5~へつづく。

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